自転車旅行では頑張れば一日200キロ以上の距離を移動します。
もちろん自転車での旅行になるため、想像以上に過酷な旅になりますが、
目的地までに道のりが辛ければ辛いほど、
見たかった景色を眺めた時の感動は言葉には表せません。
私自身、大学2年の夏に福岡県から鹿児島まで自転車での旅行をきっかけに
自転車旅行が好きになりました。
その感動は、今でも忘れられず自分の人生を飾る大事な思い出となっております。
この記事では、そんな自転車旅行の魅力について話していきます。
父も自転車旅行をしていた
私の父が20代の頃によく自転車旅行を行っていたようです。
日本一周を自転車で旅行したと幼い頃によく自慢をされました。
小さいころからそんな自慢を聞いていた為、
大学生になったら自分も同じように
自転車でいろんなところに行くのだろうと思い込んでいました。
前述しましたが、好きになった決定的な出来事は最初の自転車旅行でした。
それまでは、なんとなく自転車旅行するのだろう..と考えていました。
一回の旅行内容は、福岡県から自転車で3日にわたり
ネットカフェに寝泊まりをして鹿児島県の桜島までの旅行。
その後、フェリーで沖縄まで行き、ダイビング用の船のスタッフとしてバイトしながら、
沖縄で2週間のバカンスを行いました。
10年以上たった今でも強く心に残るいい思い出となっています。
自転車旅行の計画・スケジューリング・実行の難しさ
自転車旅行で計画を立てスケジュール通りに実行するのは難しいです。
資金を備えておく必要があるため、
事前に私はバイトをして半年間貯金をしていました。
そして、旅行計画を立て体力を作り当日に備えます。
いかに少ない荷物で旅行をするかも重要な点です。
念には念を入れて計画を立て準備をしても、
いざ自転車旅行を始めてみると、
台風が来たり、タイヤがパンクしたり、猛暑におそわれたりと
アクシデントが頻発します。
これまで何回も自転車旅行に行ってきましたが、
予定通りにいった自転車旅行は非常にまれ。
目的地までにどの程度の坂や道のりがあるなども、
徹底的に調べることは難しいので、
時間通り移動も困難になってきます。
しかし、数々のアクシデントを乗り越えて目的地にたどり着いたからこそ、
車や公共交通機関で苦労せずに行くよりもずっとずっと感動するこができます。
インターネットや文明の力を使って
簡単にものが手に入ってしまう世の中になってしまいましたが、
苦労して苦労して手に入れることで
より大切な思い出を手に入れることができます。
この何か一つの目標に向かって汗を流して努力することで、
今までの自分を見つめなおすいい機会になっています。
自転車旅行はメンタル勝負 身に付けられる自身と経験
自分に自信を持つことができるようになりました。
私は、大学時代には自転車で福岡から鹿児島・石川まで自転車旅行にいきました。
もちろん自分でバイトをしてお金を集め、計画を立てて実行をしました。
計画だけではなく、旅行中にはいくつもの峠を越えます。
峠を越える時にはあまりにも急勾配で
心が折れそうになるタイミングが何度もあります。
ですが、地面につきそうな足を我慢し、
何時間も足を回しつづけその日の目的地に向かいます。
こういった苦悩をひとつひとつ乗り越えることによって
自分に自信をつけることができました。
コツコツと行えばできないことなんてない
どんなに壮大な目標でもコツコツと行えばできないことなんてないです。
自転車旅行では一回の旅行で1000キロ以上を移動することがあります。
自転車であろうと1000キロを移動するのは大変です。
ですが、1000キロを日数で計算し、午前に何キロ、午後に何キロと
計算すれば、達成不可能ではない数字になります。
どんなに大きな目標であろうと、細分化を行い
一日・一時間の目標を立てることでコツコツと目標に近づけると学びました。
そのおかげもあり、二級建築士というひとまずの目標を1発で合格することができました。
現在は、コツコツと一級建築士試験の勉強を行い合格を目標に日々頑張っております。
この学びを糧に日々成長していこうと思います。
自転車旅行は人生の糧
自転車旅行を行うことで人生の糧となっています。
自転車旅行はただたんに旅行をして楽しかった!
で終わるものでは決してありません。
資金計画を立てアルバイトでお金を貯め、ルートを調べ、宿を調べます。
ここまでしてもアクシデントが発生します。
その為、アクシデントへの対応方法が格段に上達します。
上達しなければゴールできませんからね。
一般的な旅行は行って楽しかったで終わってしまいますが、
自転車旅行はゴールをした後に意味を成し、人生の糧となります。
社会に出た後に乗り越えなければならない壁が必ず出てきます。
それをコツコツと乗り越える力が付きます。
ぜひ、現役大学生には自転車旅行を行っていただき
社会を生きていく力をつけていただきたいです。
コメント
Awesome post! Keep up the great work! 🙂
Thanks for your comment
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