沖縄と言えば青々とした海が イメージされますが、 沖縄はサマーシーズン以外にも いろいろな楽しみ方ができます。
日本でありながら日本にはない伝統行事が見られるのは沖縄だけ。
ぜひ沖縄の年間行事をチェックして、参加してみてくださいね。
沖縄の旧正月、ソーグワチを目や舌で楽しむ
沖縄でも1月1日にはお正月をお祝いしますが、一部の家庭では旧正月も祝います。
旧正月には沖縄の正月料理が店先に並んだり、大漁旗をかかげたりします。
全体的に華やかな空気を楽しむことができ、
沖縄特有の正月料理やご馳走を食べることもできます。
1月は旧正月以外にもさまざまな
新年を祝う行事が開催されます。
首里城では伝統的な形式に則った
朝拝御規式や、琉球芸能の宴の舞い、
国王・王妃出御の行列
などを見ることができます。
沖縄ならではの色鮮やかな衣装、
異国情緒を感じる音楽や舞いなどを楽しんでみてください。
一足早く桜を満喫!桜まつり
沖縄の桜の開花は非常に早く、1月から2月にかけてが見頃です。
桜と言えば淡いピンク色ですが、
沖縄の桜は非常に濃いピンク色をしています。
沖縄のオリエンタルな雰囲気にも
ぴったりな濃い色をした桜は
なかなか他では見かけることがなく、
人気のイベントです。
桜まつりは本部や
今帰仁、名護、那覇の与儀公園などで
開催されているものが人気です。
また海開きには早く、沖縄としては寒い時期でもありますが、
桜まつりの時期には多くの人が駆けつけます。
お気に入りのカメラを持って、
綺麗な桜の写真を誰よりも早く撮影しにいきましょう!
大漁を祈願する競漕、ユッカヌヒー
旧暦の5月4日に開催されるのがユッカヌヒーです。
これはハーリーというカヌーのような長いボートに乗った
男性たちがその速さを競い合う行事です。
もともとは大漁や安全な航海を祈願するために
開催されていたものですが、
今では迫力のあるレースを目当てに
観光にくる方も多いです。
この日は5月5日の端午の節句に近いということもあり、
子どもの健やかな成長を祈る意味も込めて、
子どもに伝統的な沖縄のおもちゃを買ってあげるという
習わしもあります。
旧盆では伝統芸能をたくさん見られる!
沖縄では旧暦でお盆を行います。
7月13日はウンケーと言い、 ご先祖様をお迎えします。 14日はナカヌヒ、 15日はウークイです。 この日は盛大にお祝いして ご先祖様をあの世にお送りします。
エイサー、獅子舞、盆踊りなど、沖縄の伝統芸能を
いたるところで楽しむことができます。
太鼓やお囃子などが一晩中鳴り続き、
お祭り気分を味わうことができます。
深夜にまで及ぶエイサーや
獅子舞などを見たい場合は
近くにホテルを取ったり、
アクセスをきちんと
確認しておくようにしましょう。
沖縄の冬至、トゥンジーの行事
沖縄も11月の中頃になると冷たい風が吹くようになります。
冬至のことを沖縄ではトゥンジーと呼び、
これからどんどん夜が長くなるのに備えて
トゥンジージューシーという雑炊を食べます。
このトゥンジージューシーには
昆布や豚肉、人参、里芋、かまぼこなど
たくさんの具材が入っており、
滋養をつけて冬を乗り越えようという
思いが込められています。
また、このトゥンジージューシーを沖縄の神様に供えることで、
寒さから家族を守ってもらうという意味もあります。
トゥンジージューシーは
沖縄の家庭料理屋さんでも食べることができます。
沖縄ならではの年中行事を楽しもう
沖縄の年中行事をご紹介いたしました。
沖縄は今でも琉球時代の色を残した
行事、儀式、イベントがたくさん開催されています。
本土にいる限り見ることのできない行事がたくさんありますので、
ぜひ、いろいろな行事を楽しんでみてくださいね。
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